救急科(ER)ブログ

第69回日本救急医学会関東地方会学術集会

2019.02.11   淺野祥孝
第69回日本救急医学会関東地方会学術集会で橋本先生、千田先生、百瀬先生が発表してきました。
演題名は下記です。

橋本先生
来院後まもなく心肺停止となった粘液水腫性昏睡の1例

千田先生
気管支喘息急性増悪による心肺停止症例と病院前活動の検討

百瀬先生
線維筋痛症と思われる疼痛を苦に自殺企図に至った一例

橋本先生に演題につき、昏睡に到る機序についての質問がありました。
粘液水腫性昏睡が昏睡に到る機序ですが調べても端的に表現されたものはありませんでした。
Uptodateで甲状腺機能を調べても中枢神経系への影響を端的に表現したものは見つかりません。
甲状腺機能で下記のような、副腎への影響、糖代謝への影響、ミトコンドリアの酸化抑制等の記載があります。
これらが相まって昏睡をきたすのでしょうか。
Human studies have shown a direct connection between thyroid status and response to adrenergic stimulation in subcutaneous fat [25]. The regulation of glucose uptake is more complex, but thyroid hormone promotes glucose uptake and polymorphisms in the type 2 5'-deiodinase (Dio2) gene have been associated with glucose intolerance [26]. Impairment of mitochondrial oxidative metabolism, as is seen in type 2 diabetes and the metabolic syndrome, may be linked in some individuals to reduced thyroid hormone action [27].
正確な機序の把握は案外難しいという印象です。
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